ピックアップメンターvol.16 青木真咲さん

青木 真咲さん(メンターID:5000178)

PROFILE

大阪府出身、2012年経済学部卒業、日本経済新聞に入社。
記者職を5年経験し、2017年3月に退社して静岡に定住。
転勤によってはじめて静岡に来て生活し、自然資源や産業の豊富さ、人の温かさや歴史文化の豊かさなど、静岡に大きな魅力を感じて移住。
退社後は、静岡の持つ資源も生かせるヘルスケア事業や観光事業、人材派遣業に携わる。
株式会社Otono代表取締役社長。

Q新聞社を退職し静岡へ移住をされたとうかがいました。ご自身のキャリアを変化させることに、精神面や経済面で迷いや不安はありませんでしたか。

新聞記者として2年間、静岡で仕事をさせていただく中で静岡の人や土地の温かさや産業の豊かさを知ることができ、尊敬する人、大好きな人に出会うことができました。
数年後東京に戻り記者として血眼になって働き続けるよりも、自然豊かで穏やかなこの地で自分ができることを一生懸命やって、わずかでも地域に貢献ができれば、それ以上の幸せはないと感じました。そう確信してからは一切の不安や迷いはありませんでした。
 特に私は経済的・物的欲求があまりなかったこともあり、仕事がなければコンビニやスーパーでアルバイトする経験だっておもしろそうだと考えていました。多くの人から反対もされましたが、「いいね!応援するよ!」と言ってくれた方も少なからずいたことも大きな支えになりました

Qご多忙の中、大変なことや悩むこともあるかもしれませんが、モチベーションを保つコツや、気持ちの切り替え方など工夫されていることはありますか。

自分で事業をするなかで、目の前のメリットや損得勘定で動いてしまったり、大きな責任やプレッシャーで辛くなったりすることもあります。
そんな時は「自分は何のためにここで生活しているんだっけ?」ということを考え、
自分が気持ちよく生きるため、静岡のまちに貢献するため、という原点を振り返り、
自分が正しい、気持ちがいいと感じる方を選ぶようにしています。プレッシャーや責任を感じられることも、自分が必要とされていることで、ありがたいことだと感じます。
 そのように考えられるようになったのもすべて、自分で決めて自分の好きなことを選んで決めた道だからだと感じます。もちろん、まったく気持ちが乗らない時期もあります。そんなときはとことんさぼり、親友にダメな自分を思い切りさらけ出して、前に進むエネルギーを蓄えます。

Q青木さんにとってのメンター・ロールモデルは誰ですか?その理由も合わせて教えてください。

1人目は、母です。
1世代前の女性が働きづらかった環境の中にあって、自分の生き方を愚直に模索して仕事と家事育児を両立してきた強くて優しい女性です。彼女のような大きな人間になりたいと考え、自分にもいつか家庭や子供が持てるようになりたいと感じています
もう1人は、大学時代の部活の監督です。
常に「できるできないじゃない、やるかやらんかや」という言葉をかけ続け、それを実現し続けた人です。そして「肩書や立場ではなく、1人の人間としてかっこいい人間になれ」という言葉は、常に私の心の中にあります。
そして今、私の身近でともに時間を過ごしてくれている会社のメンバーや友人たちです。自分勝手で計画性のない私に、いつも新しい考え方や視点を教えてくれ、私にはない魅力や能力を持ちながらも、ともに過ごしてくれ支えてくれていることに感謝してもしきれません。

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