ピックアップメンターvol.13 鈴木陽子さん

鈴木 陽子さん(メンターID:5000174)

PROFILE

沼津市在住。県内東部のメーカー勤務。2児の母。育休後アドバイザー。1度目の育休後、自身のキャリアや仕事と家庭のバランスに悩む。2度目の育休中に「育休後アドバイザー」の資格を取得。休日を利用し、自らの経験をもとに育休復帰準備講座や、働くママ向けの座談会を開催中。第14期女性カレッジ修了生。

育休後アドバイザーの資格をお持ちですがなぜ取ろうと思ったのですか。

取得したのは二人目の育休復帰直前でした。一人目の育休後は時短勤務で復帰し、1年後にフルタイム勤務へ戻しました。その後二人目を妊娠、二度目の育休を取得する中で、仕事と家庭のバランスやキャリアに関する不安が募っていきました。その不安を解消しようと当時は、はるばる東京まで育休プチMBA勉強会や育休後カフェへ参加していました。地元(県東部)に子育てに関するサークルはあったものの、働くママ向けのサークルはなく、近くのママ友や職場でも不安を話せずにいました。そこで地元でも仕事やキャリアの話がしたい、自分自身の経験が誰かの役に立つのなら、という思いで資格を取得することを決めました。もちろん自分自身の職場復帰に備える意味もありました。

育休中にしておいてよかったことはありますか。

子どもたちとたくさん遊べたこと、そこで信頼関係のベースを築くことができたことが一番良かったと思います。また、育休は「復職への準備期間」ととらえ、復帰後に役に立ちそうな勉強会やセミナーにも足を運びました。加えて、地域のママサークルのイベントなどへ参加することで、働いているとなかなか出会えない、専業主婦のママ、起業しているママなど、いろいろな働き方をしている方と出会うことができました。そこで自分は何者なのか?働いている自分でも、ママでもない、「わたし」はどう生きていきたいか考えることができた貴重な時間でした。

仕事以外に資格を生かして活動していることはありますか。

現在は、休日を利用し、働くママ向けの座談会を開催したり、育休復帰準備講座の講師をさせていただいています。特に座談会では、参加者が話す、ということを大切にしています。話してみると、タイムマネジメントや、パートナーとの協力体制の作り方など、共通した悩みが多いことが分かります。自分の経験を踏まえ、すぐに実践できそうなことを伝えるようにしています。これまでは育休後アドバイザーとして個人での活動が中心でしたが、今後の活動は「一般社団法人ママとね」の、WLB(ワークライフバランス)部リーダーとしても活動して行く予定です。より多くの悩める働くママと一緒に、力を与え合い、励まし合い、切磋琢磨し合える仲間が集うコミュニティを作り、働くママと家族を元気にすることで、地域と未来も元気にしたい、と思っています。

鈴木さんにとってのメンター・ロールモデルは誰ですか?

育休後コンサルタントの山口理栄先生をはじめ、これまでにお会いした尊敬できる方々が、男女問わずメンターであり、ロールモデルになっています。振り返ってみると、自分の意見を持ち、行動力がある方に力をいただいていると感じています。高校時代、ある尊敬する方に言われたことが、「できるかな」ではなくて「やっちゃえばいいじゃん」。私の学生生活~社会人になった今でも、迷ったらやってみる。という私のモットーにつながっていると感じています。

 

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